冷え性が引き起こす可能性のある病気

実際に冷え性の方の指先などが、うっすら紫に変色してしまうことで分かるようにもうさ末梢血管などの血流が悪くなっているのです。それは、冷えることで血管が収縮し、血液量が減り、温度が低くなるために血行不良に陥っています。

冷え性を放置することで酵素が活性化出来ず、各臓器の代謝が悪化します。すると、全身の臓器の機能低下が起こってしまうのです。それが引き金となって、動脈硬化や婦人科疾患、アレルギー性疾患などを発症する危険性がでてきます。

気管支炎と冷えの関係

喉を押さえている女性
気管支炎は急性の場合、風邪などの咳が原因で起きた喉の炎症が気管支まで拡大してしまうことで発症します。冷え性の方は、低体温で血行もあまり良くないので、免疫力が低下している状態が多いのです。そのせいで、風邪をひくと気管支炎を引き起こしてしまうことがあります。

その理由には、冷え性の人に発汗作用の低下がみられることも深く関係しています。それは、新陳代謝が悪いので汗をかきにくい体質となっています。通常は風邪で熱を出すと、発汗して熱を逃がすことで、体温を調節するのですが冷え性の人は、それができないのです。そのため、体内にこもってしまった熱が出口を探して気管支や肺に負担をかけてしまうことから、気管支炎を引き起こすと考えられています。

子宮内膜症、不妊症と冷えの関係

身体が冷えることで、子宮の機能が低下していくと言われます。それは、同時に妊娠する力も低下することにつながってしまうのです。体温の低下はそれほど、生命維持機能に影響を及ぼします。その冷えが原因で免疫力も低下してしまい、子宮内膜症にも大きく影響を与えてしまいます。

つまり、「身体の冷え」は新陳代謝の低下や老廃物の排泄がうまくいかなくなったりすることにもつながるので子宮内膜症だけでなく、そのほかの多くの病気を引き起こすことにるながる可能性もあるのです。

アトピーと冷えの関係

アトピー症状が出ている腕
私達人間の身体は、自律神経によって体温が保たれています。自分の意思とは無関係に働くため、そのバランスが崩れてしまうと正常に戻すことはすぐにはできません。自律神経のバランスが崩れることで体温調節がうまく働かなくなり、身体は冷えやすくなってしまいます。それは、血管が収縮することなどによって血流が悪くなっているのです。そのため、免疫力が低下することでアトピーなどのアレルギー症状が出やすい状態になってしまいます。

自律神経

交感神経と副交感神経の働きでバランスが保たれている。緊張している時や活動中の昼間は交感神経が優位になっていて、血管が収縮している状態。睡眠時やリラックスしている時は副交感神経が優位で、血管が広がって血流が促進されている状態。このように自律神経のスイッチが意思とは関係なく入れ替わっている。

さまざまな病気の予防の為にも冷え性の改善が必要

寝ている女性
これまでのことで分かるように、「冷え」は血行が悪くなっていることのあらわれなのです。それはつまり、酸素や栄養分なども十分に行き届いていないということが分かります。そして、各臓器の機能にも影響してくるので免疫機能の低下にもつながってしまうのです。

冷え性から、他の病気を引き起こしてしまわない為にもなるべく早めの対策が必要になります。例えば、気管支炎の予防には、発汗作用を促進させることが効果的だと言われていて、子宮内膜症の予防に良いのは身体を温めることはもちろん、その他にも食事や睡眠、生活習慣を見直しが必要とされています。まだ、冷え性の症状しか起きていない人でも、いつ他の病気を発症してしまうのかも分かりません。そうなる前に、できることから生活習慣を変えて、少しでも冷え性を改善していきましょう。

PAGE TOP